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vol.06デッキのある暮らし

2018.05.31

群馬県では土地に対して「家+庭+駐車スペース」で新築をご検討されるお客様が多いです。
テラスは家と庭とをつなぐ空間として大切なスペースです。アユムホームでもお客さまからのご要望の多いデッキ。今回は屋外のリビングのように家族が寛げるデッキを事例を交えてご紹介します。

季節は春から夏へと近づいて、新緑の季節となりました。
あたたかくなり風がここちよく、過ごしやすいですね。お休みの日には庭で遊んだり、BBQをしたりと、屋外での時間も多くなっているのではないでしょうか。
アユムホームでは皆さまよくデッキを取り入れられています。
家と庭とをつなぐ場として、お子さまの遊び場として、BBQやお茶の場として…。
今回はアユムホームが手がけたいくつかのデッキの実例をご紹介いたします。
まずは大きく分けて2種類あるデッキの材質についてご紹介します。

ウッドデッキ

木のあたたかなぬくもりが感じられるウッドデッキ。
室内の床とほぼフラットにつくれるため、空間の広がりをより感じることができます。
ウッドデッキには2種類の素材があります。

天然ウッドデッキ

天然木は人工木に比べ、費用を抑えることができます。また、木の質感をより感じることができ、温かみが増します。断熱性に優れた木でつくれば、冬は暖かく、夏の日差しが強い中でもそれほど熱くなりません。
デメリットとしては、自然の木なのでメンテナンスが必要になってきます。表面に溜まった砂ぼこりは掃き掃除をする、汚れたらデッキブラシなどで丸洗いする、湿気などで腐らないように注意するなど、手入れが大切です。定期的にオイルステインを塗って、保護してあげましょう。
ささくれなどによる怪我防止のため、サンドペーパー等で表面のお手入れも必要です。自然の木ですので、時間の流れともに色が変化します。風合いとして楽しめますが、色の変化が気になるようでしたら塗りなおしも必要です。
アユムホームが施工を手掛けたA邸では、天然木をつかったウッドデッキを採用しました。ご主人手づくりのウッドデッキです。

天然ウッドデッキ

家のところどころに取り入れているウッド素材はお家づくりのこだわりの一つでもありました。
天然木だから味わえる木の温かみは、ウッドにこだわったデザインだからこそ取り入れたい部分。リビングの大きな窓を開けると、床との段差もなくほぼフラットのウッドデッキは、リビングの一部のような感覚に。
手づくりにしたことでコストも抑えられ、より愛着も湧きご家族お気に入りの空間になりました。

人工ウッドデッキ

自然の木ではなく、樹脂材でつくられている人工木。
天然木に比べて、湿気で腐ったりシロアリによる食害の心配もなく、メンテナンスがとても簡単です。ウッドデッキを取り入れたいけど、そこまでメンテナンスに手をかけられないかも…という方にはおすすめです。さまざまなメーカーから出ていますが、天然木のような自然の風合いに近いデザインや色のバリエーションも豊富です。
デメリットとしては、天然木までの退色はないですが、人工木でも濃い色のものだと日焼けが気になります。既製品のため、自分の好みの色がない場合もあるかもしれません。
また、天然木に比べ、熱を吸収しやすく保持しやすいという面もあります。
アユムホームが施工を手掛けたY邸では、人工木をつかったウッドデッキを採用しました。

人工ウッドデッキ

LDKの一面に大きくウッドデッキをつくりました。デッキに広さがあるため、メンテナンスも簡単な人工ウッドデッキを採用。
天井のないリビングのように感じるほど広く、使い勝手も◎。
和モダンのお家のため、木の温かみや質感を感じるウッドデッキが見事にマッチしました。

タイルデッキ

メンテナンスがとても楽なタイルデッキ。
汚れてしまっても水で洗って簡単にお掃除でき、経年での退色はなく、いつまでも変わらない美観を保つことができます。
ウッドデッキのように室内の床とフラットの施工は厳しく段差が生まれてしまいますが、ウッドデッキでは下に空間ができて枯れ葉やほこりがたまりやすいのに比べ、タイルデッキは基本的に土間コンクリートで基礎をつくるため地面との間には隙間はありません。そのため、デッキ下の掃除が不要でメンテナンスが簡単で、近年とても人気があります。
デメリットとしては、タイルは焼き物なのでウッドデッキよりも熱を持ち、逃がしにくいです。
夏場はかなり暑くなりますので要注意です。
また、万が一転倒した際には、表面が固いため怪我の可能性もあります。雨天時にはより滑りやすいため、転倒しないように注意が必要です。
費用面においては、ウッドデッキに比べるとイニシャルコストがかかってしまいます。

屋根を取り入れたデッキ

アユムホームが施工を手掛けたI邸では、タイルデッキ上部に屋根を設けました。

屋根を取り入れたデッキ

東側に広がる庭。家と庭をつなぐ空間としてデッキを取り入れ、寛げる空間を。
屋根をつけることで、夏場の日差しが強くても室内への照り返しを防いでくれます。
デッキ部分でお子さまがプールで遊んだり、外でゆっくり過ごせる嬉しい空間になりました。

プライベートなデッキスペース

アユムホームが施工を手掛けたK邸では、デッキ前に壁を設け、プライベートなデッキスペースをつくりました。

プライベートなデッキスペース

南道路接道で外からの視線が気になるため、2mの壁を取り入れて目隠しを。プライベートな空間となり、水遊びやBBQなどが気軽に楽しめます。

タイルデッキとシンボルツリー

アユムホームが施工を手掛けたU邸では、タイルデッキの中心にシンボルツリーを植えました。

タイルデッキとシンボルツリー

リビングから外を眺めると、シンボルツリーが。樹木が夏場の厳しい日差しを遮ってくれる効果も期待できます。また、夜になるとライトアップされて、家をより引き立ててくれます。

最後に…

アユムホームでは、エクステリア計画時ではなく、プランニング時にデッキをご提案しております。
家と庭とをつなぐスペース。ライフスタイルや立地により、デッキのデザインもさまざまです。
暖かくなり、ますます外で過ごす時間が多くなる季節です。デッキのある暮らしはいかがでしょうか。

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