COLUMN住活のお悩み解決コラム
vol.11子ども部屋はどうする?
季節は春となり、各所で桜が見ごろを迎えていますね。
もうすぐ新学期がはじまります。
お子さんが小学生にあがるのをきっかけに学習スペースをどこにするか、考える必要があります。
また、子ども部屋の在り方もかわってきていますよ!
お子さまスペースについていくつかご紹介します。
お家の大きさに対して、お子さま部屋は、平均として2部屋確保するご家庭が多いです。
スタンダードな「独立した部屋」
最初から仕切りがある、独立した子ども部屋です。
小学生以上のお子さまが一人以上いる場合に多いように感じます。 プライバシーを確保した空間をご入居時からつくってあげることができます。 打ち合わせの際も、壁紙やカーテン、床の色など、お子さまの希望を取り入れて、 ご自身のお部屋は一緒に決めており、お子さま自身も愛着が沸くことで、 大切に使ってほしいという願いをおっしゃっていた奥様もいらっしゃいましたよ。 子ども部屋の広さは「4.5~6帖+CL」におさまっているように思います。
デメリットとしては、4.5帖の場合、学習机とベッドを置くと、ぴったりといったサイズ感。 お子さまが成長したときに寛げる空間をつくってあげたい場合には、事前に大きさを確認しておきましょう。 最近は、リビング学習を好まれるご家庭も多いです。そのため、子ども部屋は居心地が良くなりすぎない広さをご希望される方も多いです。
アユムホームが施工を手掛けたO邸では、小学校中・高学年のお子さまがいらっしゃいます。 そのため、最初からひとりひとりにお部屋をつくりました。壁の一面にはアクセントのクロスを取り入れています。
2部屋が繋がっている子ども部屋
2部屋ある子ども部屋の壁をなくして、1つの大きな部屋として使う子ども部屋です。
同性の兄弟だったり、未就学児のお子さまを持つご家族に多いスタイルです。 最近では、とても人気があるように感じます。 幼い時は、子どもの遊び場として広く使えたり、主寝室よりも広いスペースとなるので、子どもが大きくなるまではここで家族全員就寝する方も多いそうですよ。
デメリットとしては、後々壁をつくる際に、15~20万円ほどコストがかかってしまいます。新設した壁にコンセントをつける場合には、別途電気工事もかかってきます。
アユムホームが施工を手掛けたH邸では、2部屋合わせると約14帖となり、とても広々とした空間に。自分の部屋を使うようになるのは、小学校中学年頃から。そう考えると、ゆとりのある空間にするのも良いですよね。
2部屋ある子ども部屋を引戸で仕切るスタイル
先ほどは、壁を後から作る必要がありましたが、こちらは最初から引戸を取り入れることで、1部屋にも2部屋にも変化するタイプです。
扉を開ければ広く使え、後から工事する必要がありません。後々費用がかからないのは良いですよね。 デメリットとしては、引戸で仕切るため、防音効果が期待できません。 しっかりとプライバシー守ってあげたいのではあれば、壁で仕切る方が良いかもしれません。
アユムホームが施工を手掛けたT邸では、3枚引戸を取り入れました。 必要に応じて、開けたり閉めたりできるのは便利ですよね。
共働き世帯が多い中、少しでも家族との時間を大切にしたい・家事をしながらも子どもの勉強を教えたいという考えを持ったご家族も多いです。 子どもが部屋にこもらないように、部屋を大きくしすぎず、リビングの一角にスタディースペースを設ける方も多くいらっしゃいます。いくつかの事例をご紹介します。
キッチン前に
キッチン前にカウンターを設けるパターン
学習スペースとしても、軽食や晩酌などの用途と兼用で使用する方が多いです。
アユムホームが施工を手掛けたO邸では、キッチン前に約2m50㎝のカウンターを設けました。広々としているため、多種多様に使えて便利です。
A邸では、畳ダイニングの小上がりを利用して、カウンターを設けました。 足元を10㎝掘り、堀座卓風のカウンターに仕上げています。
ダイニング横に
ダイニングの横にカウンターを設けるパターン
勉強の他にPCスペースとしても使用する方が多いです。
アユムホームが施工を手掛けたY邸では、カウンターの上にもちょっとした本棚をつくりました。お子さまのための勉強スペースです。
T邸では、R壁でスペースを区切り、両サイドに可動棚を設けました。 クロスを変えたり、壁で変化をつけると、空間の良いアクセントにもなりますよ。
畳スペースの一角に
LDKに隣接している畳スペースにカウンターを設けるパターン
約2m70㎝ある広いカウンターなので、2~3人いても並んで勉強できますね。
アユムホームが施工を手掛けたT邸では、LDKと一続きになっている和室にカウンターを設けました。 少し距離はありますが、キッチンに立っていても子どもの様子がよくわかるので安心ですよね。
最後に…
皆さまのご家庭はどのような環境・考え方でお子さまのスペースを考えますか?
プライバシーを確保してあげたい場合には、お子さまの人数分部屋を用意。
幼いうちはできるだけ広い部屋にしたい、
お子さまが巣立った時に広いスペースのままにしておきたいと考えるのではあれば、2部屋を繋げるのもいいですよね。
もうすぐ新学期が始まります!
お子さまとのコミュニケーションの場・お子さまの時間の使いかた、過ごし方を考えてみませんか?
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