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vol.16我が家のお風呂のつくり方

2020.03.03

一日の疲れをとってくれる、お風呂。
新築やリフォームなど、新しい浴室にする場合は、
それぞれのパーツを好みに合わせて選択し、つくり上げます。
カタログ上だけでなく、ショールームへ行き、
実際の大きさ感や使用感をきちんと体感することがとても重要です。
毎日使う場所だから、自分たちにあった、くつろぎの空間にしていきましょう。

大きさ

1坪サイズ

一般的に多いのが、1坪(2帖)サイズと言われる、浴槽1帖+洗い場1帖のタイプです。

1坪サイズ

1.25坪サイズ

「お子さまと一緒にお風呂に入る。介護が必要。」など、家族構成により少し広いお風呂をご希望される方もいらっしゃいます。1.25坪(2.5帖)サイズと言われる、基本的に浴槽1帖+洗い場1.5帖の広々とした浴室タイプです。

1.25坪サイズ

大きさは実際に体感してみないとわかりません。 ショールームへ行き、自分たちにはどのくらいのサイズが合っているのか確認しましょう。 新築の場合には、間取りにも影響しますので、早めに大きさを決めることをおすすめします。

カラーデザイン

家の内外装を決めるように、浴室内も好みの色合いにすることが出来ます。

ホワイト系

清潔感があり、明るい印象のホワイト系。
カルキ汚れが目立ちにくいのもよく選ばれる理由の一つです。

ホワイト系

ベージュ系

優しく、温かい印象のベージュ系。
ホワイト系同様、カルキ汚れが目立ちにくく、ホワイト系と同じくらい人気のカラーです。

ベージュ系

ダーク系

クールでスタイリッシュな印象のダーク系。
カルキ汚れが目立ちやすいので、お手入れは少し気を使いますが、男性に人気のカラーです。

ダーク系

ドア形状

浴室へ入るドアの形状は、3パターンあります。

折戸

一番人気があるのが折戸。
金額的にもこれから紹介するドアの中で最もリーズナブルです。 ドアを開けた時に省スペースに収まるので、1坪サイズの方にはおすすめです。 賃貸のイメージが強く、お手入れが大変と思われがちですが、どのメーカーもパッキンやガラリがなくなっていたりと、お手入れもすごく楽になっていますよ!

折戸

開き戸

真ん中のグレードの開き戸。
一枚ドアで折戸よりもお手入れがしやすい開き戸。 デメリットは、1坪サイズの場合、開けたときに洗い場の半分ほど扉がきてしまいます。万が一、浴室内で誰か倒れてしまった時に、助けるために扉を外さないといけません。あまりないケースだとは思いますが、もしもの時を想定することも大切です。

開き戸

引戸

最後に引戸。
他の2つと違い、開けた時に脱衣室側に扉が引き込まれます。その為、洗い場が狭くなるといった心配がありません。ご年配の方にはとても使いやすいドア形状です。 デメリットは、他の形状に比べると、金額が高いこと。お風呂使用後、濡れたドアが脱衣室側に引き込まれるので、脱衣室の壁掃除も定期的に行う必要があります。

引戸

浴槽

浴槽の材質にはいくつか種類があります。


①FRP
もっともポピュラーなFRP。強化プラスチックで出来ています。 丈夫な素材なのに軽く、防水性にも優れています。各メーカーの浴槽の基本ベースはFRPになり、コストも他の素材に比べ抑えられます。

②人造(人工)大理石
FRP浴槽と比べると、より表面がなめらかで強度もある人造(人工)大理石。 その為、傷や水垢汚れ・皮脂汚れも付きづらいので、お掃除がより楽になります。 ただ、コストは少しお高めです。

その他に…
③ホーロー浴槽
④ ステンレス浴槽を扱っているメーカーもあります。
ユニットバスではなく、フルオーダーのお風呂になると、よく温泉旅館などでみられる檜風呂のように木製の浴槽もできますよ。

その他人気のカスタム

ミラー

全身がみえる縦長ミラー。アユムホームでは、こちらを採用する方が8割ほど。

縦長ミラー

浴室内をより広く見せたい方は横長ミラーにグレードアップ。

横長ミラー

浴室換気乾燥暖房機

換気扇を換気機能のみではなく、「乾燥・暖房・涼風」の機能も兼ね備えた換気扇にすることもできます。

アカシア

今の浴室は、昔と違って、「ヒヤっとしない床や保温性の高い浴槽」など断熱性能に優れています。また、家自体の断熱気密性能も高くなっていますので、換気扇に暖房機能をつけなくても、それほど心配はいりませんが、ヒートショック対策や室内干しスペースとしても利用したい方に、浴室換気乾燥暖房機は人気です。 通常換気扇よりも金額はかかりますが、お家が完成してからやっぱりつけたいとなると、換気扇の交換だけでなく、天井部材の交換や電気工事も必要なので、最初に取り入れた方が結果コストを抑えることが出来ます。悩まれている場合には、新設時に取り入れた方が良いですよ!

最後に…

浴室はパーツパーツの組み合わせになります。
最近では、ミラーやカウンターなど、お掃除がしやすいように敢えてつけない方もいらっしゃいます。
必要なもの不要なもの、こだわるところはご家族によりさまざまです。
大事なのはショールームへ行くこと。実際に見て触れて、自分たちに合う浴室空間をつくってくださいね。

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