子育てエコホーム支援事業とは

エネルギー価格などの物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯・若者夫婦による高い省エネ性能を有する新築住宅の取得や、住宅の省エネ改修（リフォーム）等に対して支援することにより子育て世帯・若者夫婦世帯等による省エネ投資の下支えを行い、2050年カーボンニュートラル（温室効果ガスの排出量から植林、森林管理などによる吸収量を差し引いて合計を実質的にゼロにする）の実現を図ることを目的とする。
※国土交通省HPから引用
※2023年度の【こどもエコすまい支援事業】は申請額が予算上限を迎え2023年9月28日に交付申請受付を終了しました

支援の対象者

（1）子育て世帯または若者夫婦世帯が自ら住居することを目的に、新たに工事請負契約する住宅
（2）下記①②のいずれかに該当する世帯

対象となる新築住宅

①②のいずれかに該当かつ③～⑤の全てに該当

①長期優良住宅
②ZEH住宅
③住戸の延べ面積が50㎡以上240㎡以下
④土砂災害防止法に基づく土砂災害特別警戒区域または災害危険区域に原則立地しないもの
⑤都市再生特別措置法第88条第5項の規定により該当住宅に携わる届出をした者が同条第3項の規定による勧告に従わなかった旨の公表がされていないもの

補助対象期間について

以下の期間内で、基礎工事より後の工程に工事着手するものが対象となります。
※ただし、2024年12月31日までに工事が一定以上の出来高に達しているとともに、別途定める期間内に完了報告が可能なものに限る。

• 対象工事期間

  2023年11月2日以降に基礎工事より後の工程に着手するもの（工事請負契約後に行われる工事であること）遅くとも2024年12月31日までに着手

• 基礎工事の完了

  建築着工～交付申請まで（遅くとも2024年12月31日）

補助金額

補助を受けられる対象住宅の性能として、2023年度は高い省エネ性能（ZEHレベル）を有する住宅の新築が条件でしたが、2024年度は①長期優良住宅②ZEH住宅となり性能により補助額が異なります。

①長期優良住宅　100万円/戸
②ZEH住宅　80万円/戸

※下記の（1）かつ（2）に該当する区域に立地している場合、長期優良住宅は50万円/戸、ZEH住宅は40万円/戸となります。
（1）市街化調整区域　（2）土砂災害警戒区域または浸水想定区域（洪水浸水想定区域または高潮浸水想定区域における浸水想定高さ3ｍ以上の区域）

申請期限

交付申請の予約：2024年3月下旬～予算上限に達するまで（遅くとも2024年11月30日まで）
交付申請：2024年3月下旬～予算上限に達するまで（遅くとも2024年12月31日）
完了報告期間（戸建住宅の場合）：交付決定～2025年7月31日まで

最後に

2023年の【こどもエコすまい支援事業】は終了期間を大幅に短縮して終了となりました。
2024年【子育てエコホーム支援事業】もあらかじめ決められた予算がなくなり次第終了となりますので、受付期間に注意して進めるようにしましょう。

詳しい概要は国土交通省ホームページの【子育てエコホーム支援事業について】をご確認ください。
住宅：子育てエコホーム支援事業について - 国土交通省 (mlit.go.jp)