COLUMN住活のお悩み解決コラム

vol.10和室は必要?

2019.01.31

昔の日本家屋には必ずあった和室。
欧米化に伴い、床に座る生活からイスのある生活へとライフスタイルも変化しています。
その中でも和室は、「客間、子どものプレイスペース」など多くの方から需要のある空間であると感じます。
用途別にさまざまな事例を交えてご紹介します。

年末年始を帰省し、実家でゆっくりと過ごされた方も多いのではないのでしょうか?
皆さまのご実家には和室はありますか?
畳敷きの部屋でごろんとくつろぐのは心地よいですよね。
アユムホームでは、プランニングの際に「和室をつくる方は多いですか?」というご質問をされる方も少なくありません。
お子さまが小さなうちはプレイスペース、友人や親族などの来客用スペースとしても活用できます。
年を重ね、いずれは夫婦の寝室として使えればと、ご家族により和室の考え方はさまざまです。
今回はアユムホームが手がけたいくつかの和室をタイプ別にご紹介いたします。

リビングと繋がっている和室

最近多いのが、リビングの一角にある和室。仕切りを開放すれば、LDKがより広々スペースになります。
広々としたゆとりのある空間として使えるのは魅力的ですよね。
仕切り方にはいろんなパターンがあるんですよ。

仕切りなし 主役級の空間に

LDKと和室の間には一切仕切るものを設けないことで、壁面を最小限に抑えることができます。
より開放感が生まれて、大空間となります。

T邸間取り図

アユムホームが施工を手掛けたT邸では、仕切りを設けずに、また、小上がりにすることで、和室をひと際存在感のある空間にしました。和室の一部にカウンターをつくり、子どもたちのスタディースペースとしてつかえる場にもなりました。

T邸内観

デメリットは、仕切ることができない為、来客時に備えて常に綺麗にしておく必要があり、気を遣う空間のひとつです。また、LDKのエアコンは、和室分も加味したパワーのあるモノにする必要があります。

いつもは開けっ放し だけど必要に応じて閉めたい

仕切りがない和室と同様に、普段はリビングと繋げておきたいけれど、来客時には客間としても使える、便利なロールスクリーンで仕切るタイプです。

O邸間取り図

アユムホームが施工を手掛けたO邸では、ロールスクリーンを天井に埋め込むことで、スクリーンをなるべく目立たないように工夫しています。スタイリッシュな内装になるべく溶け込むように、シンプルだけど、和室らしさを忘れない配色にしました。

O邸内観

デメリットは、スクリーンと壁の間にわずかな隙間が生まれるために夜は明かりがもれてしまいます。

扉をしっかり設けて 1つの部屋として

開放すればリビングは広々空間に。だけど、しっかりと1つの部屋になるようにしたい。引き違い戸を採用すれば、必要に応じて1部屋にも2部屋にもなります。

Y邸間取り図

アユムホームが施工を手掛けたY邸では、3枚引き違い戸を採用した和室をリビング横につくりました。急な来客の際には、さっと閉めることができるのはいいですよね。扉があることで、目的に応じて部屋の使い分けができます。濃い色の無垢床と戸の色がマッチして、重厚感のある雰囲気にしてくれています。

Y邸内観

デメリットは、壁一面に戸があるため、閉めた時の圧迫感が少しあるかもしれません。 家のテイストにより、戸の色を壁と同色にするなどして目立たなくするなど、工夫が必要です。

独立した和室

ホールや廊下から直接いける、独立した和室。
客間として、後々一緒に暮らす親御さんのために、普段は書斎としても使えればという方がつくられます。
リビングから離れているため、物音を気にせず、プライバシーも確保されている空間です。

N邸間取り図

アユムホームが施工を手掛けたN邸では、後々一緒に暮らすお母さまのためのお部屋として和室をしつらえました。プライバシーも確保しつつ、孤立しないようにとリビングを経由してから部屋にいけるようにしました。

N邸内観

デメリットは、然るべき理由があってつくられた空間のため、いつもの生活の中ではあまり使われないことが多いかも。誰かのため、何かのためのスペースだから普段からすっきりとした状態を保つ必要もあるかもしれません。

番外編

A邸 ランドリースペースとしても使えるように

A邸内観

和室に室内干しを設置して、ランドリースペースとしても活用できるようにしました。 和室には掃き出し窓があり、外のデッキへと降りれるようにもなっています。 お休みの日は1Fデッキで外干しができ、不在時には、和室で室内干しができちゃいます。南向きの大きな窓からたっぷりと陽ざしを受けてくれるので、よく乾いてくれますね。

I邸 小上がりの畳スペース?!

I邸内観

一見、リビングの一角に小上がりの畳スペースをつくったように思われますが、フローリングの上にユニットを組み合わせてできる畳スペースです。 畳スペースが不要になれば、下がフローリングのため取り外すことも可能。畳の下は全て収納になっているので、収納スペースが少ないとお悩みの方には嬉しいですよね。

A邸 畳ダイニング

I邸内観

もともと床に座って食事をする生活に慣れていた施主様ご家族。小上がりの畳ダイニングにすることで、部屋全体に温かみが生まれます。また、高さを利用して間接照明を取り入れて、畳スペースが際立つようにしました。

最後に…

いかがでしょうか?
和室の在り方はご家族のライフスタイルによってさまざまです。 「何のために、だれのためにつくりたい。」というのを具体的に考えていらっしゃる方に多く取り入れられる空間かもしれません。「畳があるとほっとする。畳でお昼寝したいな。」といったお声もうかがいます。 考え方はご家族の数だけあります。プランニングの際には、どんな暮らしをしているのか、どんな住まい方をしたいのか、たくさん伝えてみてください! その思いをカタチにするお手伝いをさせてくださいね。